またこの情報かよ、と思っている読者の方もいるかもしれないけど、ちがうんです今年から変わるんですよ。
昨年で10周年を終えまして、今年から新たな節目が始まるのであります。
(ほんと、我ながらよくまあ10年も続けたよ・・・)
一番変わるのは、出演者が増えること。
私が指導しています皆さんが、ようやく舞台に上がれるレベルになってきたので、現在所属のお弟子さん勢ぞろいで出演します。
発表会も兼ねているわけですが、お金をいただいて演奏する以上、相応の演奏をお届けするつもりです。
なかには、あのお江戸和楽器パンク(というのかどうか)バンド「切腹ピストルズ」の三味線担当・Sue氏もいまして、このゆるさ満点の「小唄 in 神楽坂」で彼がどう暴れるのか!? 見ものであります。
ライブでモッシュやダイブも起こるという「切腹ピストルズ」と、私のような小唄では世界があまりにかけ離れている・・・ように見えますが、意外と根っこのところではつながってたりするのね。
彼も「切腹」の時とはちがう姿をお見せしますよ(たぶん)。
そんなわけで、小唄の会といっても、一般の人に向けたライブイベントだから、小唄に触れたことない人こそ良い機会だと思います。
ほかに、前年にも出ている米村祐子と新人の井上望美も出演します。
さらに!舞踊ゲストも新しくなりますよ。これまで長年ご一緒した井嶋ナギさんに代わり、吾妻流の吾妻春瑞さんが登場です。大河ドラマ「黒田官兵衛」でも踊り子役で出演されてた若手舞踊家です。
幼少から吾妻流の舞踊をみっちり修業されてきた本格派。古典のほか、先日は現代舞踊の大曲も取り組んでらしたです。
そこいくと、小唄はあくまでカジュアルな世界なので、正統の日本舞踊の世界とはちょっと違う位置にあるようでしてね。しかも自分がほんとテキトー人間なんで、めっちゃ軽〜い感じで「小唄振り(小唄に振りを付けて踊る)」を依頼しちゃったんだけど、これ、たとえて言えば、バレエダンサーにヒップホップで踊って、と言っているような感じになるのかな? 無理な依頼をしてしまってゴメンなさい!(でも踊ってほしいんだけど(^-^;) 春瑞さんは、そんな小唄振りに真摯に取り組んでくださっています。
(いやほんと、私のようなテキトー人間のゆるい会につきあってもらってスミマセン)
ちなみに、素の時にお会いするとすがすがしいハンサムな女性で、お酒が入るとふにゃっとなる。このギャップがいいんだよね。
女優・車地瑞保(くるまちみずほ)としてもご活躍中です。
しばらく一人出演が多かった私ですが、仲間と一緒に出演する楽しみがまた味わえて、気持ち的にも充実しています。
準備段階でも、自分があまりリーダーシップのない人間なので、こうした仲間たちや神楽坂の人に助けられてなんとかやってます(そんな意味でもよく10年続いたよホント)。
今年からの展開、ご注目ください。
【小唄 in 神楽坂 2014】
10月18日(土) 14:30開場 15:00開演
神楽坂 善國寺毘沙門天書院にて
http://yasumimiyazawa.com/kouta.html