2015年04月27日

長唄 vs 小唄 @浅草「江戸音楽堂」

昨年オープンした「江戸音楽堂」にレギュラー出演させてもらって一年。
残念ながらこの場所はクローズということになり、最後の出演をしてきました。

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この日は、長唄の東音大宮悟先生(写真左)と一緒に、江戸三味線の魅力をいろんな方向からご紹介。題して、

長唄 vs 小唄 江戸三味線コラボレーション

でございました。

三味線といっても、青森の津軽三味線から沖縄の三線までいろいろありますが、せっかく浅草なんだから江戸東京の音楽に親しんでもらおうじゃないかというのが、ここ「江戸音楽堂」のコンセプトなんです。
そこで選ばれた三味線方が、長唄の大宮先生と、わたくし小唄の宮澤やすみというわけ。

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奥浅草、千束通りに看板を出していました

前半は、江戸の背骨である隅田川をテーマに、小唄「川風」長唄「都鳥」など艶っぽい曲を中心に披露。

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「長唄はクラシック、小唄はポピュラーソングなんです」と
解説しながら演奏


江戸の三味線は歌舞伎とともに発展してきた経緯があります。だから舞台の後半は、初夏にぴったりの歌舞伎「髪結新三」を題材に、ストーリーを紹介しながら、音楽で歌舞伎をひもといたのでした。

”目に青葉、山ほととぎす、初鰹”と歌いだす小唄「髪結新三」や、劇中に流れる民謡「さつまさ」など演奏。大宮先生はクライマックスの決闘部分を再現したさのさ節を披露。三味線弾きながらの芝居台詞は圧巻でした。

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「小唄の最大の特徴は、バチを使わず手先で爪弾くことです」

お客様も、「ストーリーを話してもらいながらの演奏で、良く理解できた」「民謡のフレーズが小唄に出てきたりして面白い」など楽しんでいただけました。

フランス人のお客様もいて、「歌舞伎見たけど日本語わからないから、役者のセリフよりも三味線の音が芝居を理解する助けになるんです」とのこと。言葉が無くても通じる音楽の醍醐味。うれしいですねえ。

残念ながら、この江戸音楽堂という場所は無くなってしまうそうですが、ぼくら演者としては、これからも江戸の音、東京ならではの音楽をあちこちで演りたいのであります。東京オリンピックもあるわけですから、今やらないでいつやるの、ってことなんですね。

ですので、めげずに地道に、演奏活動を続けたいと思います。

ウチでちょっと演奏してほしい、という居酒屋さん、蕎麦屋さん、お寺さん、ライブハウスさん、地域文化センターさんなどなど、規模の大小にかかわらず、気軽にお声かけください。
(ちなみに、近々では、5/4に吉原神社境内で演奏します)

いろいろうまくいかないこともあるけど、あせらずくさらず、地道にやっていくしかないです!
これからも応援いただけたらうれしいです!

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打ち上げは、見番横の名店「むつみ」で。釜めしがおいし〜!

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帰り道はちょっとシンミリ。またみなさんにきっと会えるはず
 

 





posted by 宮澤やすみ at 17:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小唄・三味線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月26日

洋画の音楽を三味線で

バグパイプみたい(笑)ですが、先日の無声映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」の伴奏こんな感じでやりました。

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使ったのは楽器2つ(チューニングを4度変えて音域と和声を広げる)、音色3つ、効果音(帆船のきしむ音)。交錯するシーンを音でまとめてみました。
2010年から、無声映画(サイレント映画)の伴奏の仕事をやらせてもらってますが、すごく面白い世界であります。観客のみなさんが飽きずに映画の世界に入り込んでもらえたとしたらうれしいです。

若手活動写真弁士の山城秀之、山内菜々子両氏による、「駆け出し弁士七転八倒その8「再び、山、笑う。」(両国門天ホール)」での出演でした。山城さん、山内さんありがとうございました。
三味線でも洋画をやりたかったので、これでまたひとつ実績ができました。映画演劇関係の方、伴奏のお仕事これからもお声かけください!

※いつもFacebookばかりの近況報告ですが、ブログでもできるだけアップしていきたいと思います。

posted by 宮澤やすみ at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小唄・三味線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月23日

セザンヌ展 「押しの弱い男」がブレイクした理由(アートウォッチャー)

美術展記事専門ブログ「アートウォッチャー」に、記事投稿したので読んでみてください。

セザンヌ展 「押しの弱い男」がブレイクした理由
http://artwatcher.seesaa.net/article/417722625.html

 
posted by 宮澤やすみ at 10:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展・展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月13日

「ボッティチェリとルネサンス展」アーティストとパトロンの運命

というわけで、前記事のとおり、展覧会取材記を別サイトで載せました。
最新記事はボッティチェリ展の話題です↓

アートウォッチャー
「ボッティチェリとルネサンス展」アーティストとパトロンの運命
http://artwatcher.seesaa.net/article/417191242.html

 
posted by 宮澤やすみ at 11:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展・展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月12日

美術展情報「アートウォッチャー」できました

このブログで書いてきた美術展、展覧会取材記ですが、新たに別ブログを起ち上げて個別にやっていくことにしました。
題して、「アートウォッチャー」。
http://artwatcher.seesaa.net/

各地の展覧会、美術展の取材をして、一般観覧者の目線で紹介していきたいと思います。
ときどきアートに関する小ネタも載せていきたいです。
こうして、またお金にならない余計な(?)仕事を増やし、自分で自分の首を絞めるのであります。
この先、これが何かに発展するか、それともひっそりと消滅するか、どうなるか自分でもわかりません。

ともあれ、よろしくお願いいたします。

アートウォッチャー 宮澤やすみの美術展取材記
http://artwatcher.seesaa.net/

 
 



posted by 宮澤やすみ at 20:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展・展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする