2006年01月04日

ウールの着物は使える

気軽に着物を楽しむならなら、ウールの着物がいいです。

ウールの着物・神楽坂にて撮影今年は年末から実家でのんびりしたのですが、部屋に着物ワンセットが置いてありました。
近所の方がくれたそうです。わたしが着物好きだからって。

近所のおじいちゃんは明治37年生まれで子供の頃からそば屋で働き、おかげでおじいちゃんの作るそばのおつゆなどはおいしかったそうです。

そんなおじいちゃんが着ていた着物はウール地で、色は全体的には黒に近いグレーなんだけど、紺や緑の糸も混じっているから、光の加減によって青や緑にも見えるというすぐれもの。
(写真の着物は父のおさがりの紺のウール着物です)

きっと30年か40年くらい前のものでしょう。

着物の本によると、「現在はウール地の着物はほとんど作られていません」とあったし(注:最近はウール着物もよく出回っているようです)、ウール生地の着物はアンティークの感じがよくでていて、ぼくは好きです。

絹のような光沢はなく、ざっくりした風合いで、それがちょっと遊びにでかけるなんてときにはちょうどいい。あらたまった席でなく、普段着としてさらっと着るのがウール着物の真骨頂なのですね。

神楽坂でやった小唄の体験会(リンク下記)で着た着物もウール地で、やはり「普段着モード」の紺でした。写真の着物がそうです。
こちらの着物は紺色で、父が新婚の頃におばあちゃんがプレゼントしたというから、これも35年は経っている。

でも、両方ともしっかり仕立ててあって、今着るのにも充分です。

神楽坂はもちろん、いろんな街で、着物を着る機会がたくさんあるといいな。

(追記:2007年現在、便利なので紺のウールばっかり着ています)

関連記事:
 小唄体験会
 ふだんきもの、フォーマル着物:前編
 ふだんきもの、フォーマル着物:後編
 男の足袋にもこんなのがある
 雑誌掲載。着物で神楽坂
 新連載&着物モデル出演
 着物でヨーロッパ
 
 
タグ:着物 和服
posted by 宮澤やすみ at 14:58 | Comment(3) | TrackBack(0) | 着物、小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
前回のモノの寿命とうって変わって
流石昔手作りのモノは寿命が違うねぇ。
一昔前は着物関係の人って身近にたくさんいた物だけれど
現在ではすっかり少なくなってしまったよね。
数少ない伝承者、いつかお世話になるかも。
Posted by えかきさる at 2006年01月04日 20:09
 遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
 モノはちゃんと生かしてくれる人のもとに行くんだなあなんて思います。着物を普段着としてさらっと着る・・・ってあこがれですね。
Posted by こはる at 2006年01月09日 17:26
こはるさんはあまり着物着ないんでしたっけ?
普段着のほうが気軽に着られてラクだし、ちょっとおしゃれな感じがして、いいもんですよ。
手ごろなリサイクル着物を入手してチャレンジしてみてはいかがでしょう。そしたら一緒にお散歩しましょう。
Posted by 宮澤やすみ at 2006年01月11日 23:24
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