2009年11月27日

楽茶碗を愛でに下井美術さんへ

11月は、茶道の世界では新しい年の始まりなんだそうですが、
おつきあいのある茶道具屋さんを久しぶりに訪ねてみました。
東京・京橋にある下井美術さん。楽茶碗を扱うお店です。
行くと必ずお茶とお菓子を出してくださってすみません。今日もおいしかったです。

楽茶碗でお茶を一服
「楽茶碗には独特のあたたかみがある」と下井美術の下井さん
お菓子は、ときわ木の「藤袴」。ほっこりうまうま〜


べつに茶道習ったわけでもないのに、何の縁か、茶碗とか好きなんだよねー。
そういや昔、大阪に住んでたころ、幼稚園に茶室があって、お茶の時間が楽しくて仕方なかったなあ。プールの時間は泣いてばかりだったけど。

で、桃山時代。茶席で珍重されたのは朝鮮で作られた高麗茶碗だったんですけど、千利休さんが、
「やっぱ国産でしょ」
と地元の陶工に新しく作らせたのが楽茶碗。

すっきりテイストの輸入モノが主流だったところに、真っ黒でぼてっとした茶碗を出して、利休さんはとんでもないパンク野郎だったわけです。

だから、楽茶碗は今じゃ相当高価な骨董品だけど、元々の位置づけとしては「茶碗界のニューウェイヴ」といったところ。

現在も楽家15代の家元が現役で活動しています。

今こういう形の茶碗はみんな楽茶碗と呼びますが、下井美術さんでは正真正銘、楽の歴代家元が作った本物の楽茶碗が並びます。

ガラス越しじゃなく、直に観られるのがいいんだよね。
美術館じゃこうはいかない。

私は特別に、その楽茶碗を手に持って鑑賞させてもらいました。ン百万円もする茶碗を直に触る、私のような根っからの庶民にはなかなかできないことです。

秀吉さんとか徳川さんとかが触っていたのを手にとるんだから、不思議な感じだよねえ。
(写真の茶碗は普段使いのもので、ホンモノはもっとすごいです)

べつに大金持ちのおじさんじゃなくても、興味ある人は誰でも気軽に観にきてほしいそうですよ。

オレも何度もお菓子をごちそうになってるので、お礼にお茶碗ひとつくらい買いたいけど、そういう次元の値段じゃないので・・・。

しばらくはここに観に来て楽しませてもらいます。

茶道具・古美術 下井美術
東京都中央区京橋1-14-6 京橋宏陽ビル1F
TEL:03(3535)2522



過去の記事:
 京橋骨董まつり
 楽茶碗にメロメロ



posted by 宮澤やすみ at 17:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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