初めて行かれた方は、ステージをみてきっとびっくりするんじゃないでしょうか。
わたし自身、あの「特殊」なステージには、最初は面食らいました。
はい、こちらがその写真。

舞台上に、ちいさな舞台を二つ設けてる。これを「二床(ふたゆか)」といいます。
初めて見たとき、あんまり
大規模な演奏会になりますと、たくさんの人が出演します。片方の床(舞台)で演奏中に、となりの床では次の出番の人がセッティングする。
だから、演奏が終わって幕が下りると、隣の幕がシャーッと上がって、次の人の演奏が始まるというわけです。
小唄ってめちゃ短いから、ちょっと演奏してハイ次の人ハイそのまた次の人、っていう、テンポのよい進行なんですね。気の短い江戸っ子にはちょうどいいかも。
この舞台のおかげでたくさんの演奏が楽しめるわけで、スタッフの皆様の創意工夫の結晶ですね。ありがたいことでございます。
もちろん演奏会によっては、通常の舞台使いもありますよ。こちらがその写真(右の金髪がわたし)。間隔がちがうでしょ。

広〜い舞台にたった3人だけっていうのは、緊張もすごいけど、気持ちのいいもんです。
関連サイト:
宮澤やすみ公式サイト −小唄・三味線−