2007年01月25日

小唄の不思議?なステージ

小唄の演奏会にいかれたことはありますか?

初めて行かれた方は、ステージをみてきっとびっくりするんじゃないでしょうか。

わたし自身、あの「特殊」なステージには、最初は面食らいました。

はい、こちらがその写真。

futayuka.jpg


舞台上に、ちいさな舞台を二つ設けてる。これを「二床(ふたゆか)」といいます。
初めて見たとき、あんまり笑えた驚いたので、写真撮っちゃった。

大規模な演奏会になりますと、たくさんの人が出演します。片方の床(舞台)で演奏中に、となりの床では次の出番の人がセッティングする。
だから、演奏が終わって幕が下りると、隣の幕がシャーッと上がって、次の人の演奏が始まるというわけです。

小唄ってめちゃ短いから、ちょっと演奏してハイ次の人ハイそのまた次の人、っていう、テンポのよい進行なんですね。気の短い江戸っ子にはちょうどいいかも。
この舞台のおかげでたくさんの演奏が楽しめるわけで、スタッフの皆様の創意工夫の結晶ですね。ありがたいことでございます。

もちろん演奏会によっては、通常の舞台使いもありますよ。こちらがその写真(右の金髪がわたし)。間隔がちがうでしょ。

hitoyuka.jpg


広〜い舞台にたった3人だけっていうのは、緊張もすごいけど、気持ちのいいもんです。

関連サイト:
 宮澤やすみ公式サイト −小唄・三味線−
 

posted by 宮澤やすみ at 15:53 | Comment(0) | TrackBack(1) | 小唄・三味線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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